いよいよ夏の盛りを迎えます。二十四節気で表わすと、七月七日は「小暑」(梅雨が明ける頃)、二十二日は大暑(夏の暑さが極まる頃)です。
「暑いのが苦手」という人もいるかもしれません。この時期を健康的、かつ快適に過ごすために、ちょっとした工夫をしてみましょう。
まず、室内で過ごす場合は、冷房の設定温度に留意しましょう。省エネの観点
からだけでなく、健康面から見ても外気との気温差が大きすぎると体の負担が増すため、設定温度は二十六度から二十八度が望ましいようです。
また、物理的に気温を下げなくても、視覚的に暑さを和らげることができるといいます。色彩実験によると、寒色の部屋と暖色の部屋では体感温度が三度も異なるそうです。
「暑い暑い!」と囗にしていると、余計に暑苦しく感じるものです。そのような時は「いい汗がかける」と積極的な気持ちに切り替えていきましょう。
様々な工夫を凝らして、この夏を気持ちよく過ごしたいものです。
今日の心がけ◆暑さと上手に付き合いましょう