2021/07/12 一夜限り咲く花

サガリバナという花を知っていますか。

その名の示す通り、枝から垂れ下がった花で、日本では奄美地方や沖縄地方に自生します。花が一夜しか咲かないため、「幻の花」とも呼ばれています。

この花の見頃は梅雨明けの初夏で、日が落ちる頃に咲き、夜明け頃には、ほとんどが散ってしまうという儚い花なのです。

サガリバナを見るために、観光ツアーが組まれています。夜空に咲く色鮮やかな花火のようにパッと開くこの花は、一夜限定だからこそ貴重であり、その瞬間の美しさと潔さが、見る人の心を打つからでしょう。

私たちの仕事は、サガリバナのように一夜限りではありませんが、その懸命な働きが成果となって、花を咲かせるのです。

明日やればいい、明日会えばいいと先延ばしせず、今日やるべきことをしっかり行なっていきたいものです。

皆さんは、日々の仕事で、どのような花を咲かせるのでしょうか。

今日の心がけ◆今日一日の仕事に力を尽くしましょう