2021/07/08 言葉の印象

取引先の会社を訪問した時、「コーヒーとお茶、どちらがよろしいでしょうか?」と聞かれたら、どのように答えますか。

例えばコーヒーを頼む場合、「コーヒーでいいです」「コーヒーがいいです」と答える場合があるでしょう。「で」と「が」の一文字の違いとはいえ、前者は「満足しているわけではないが我慢しておこう」という印象を与えかねません。

また、喫茶店でコーヒーを注文した時、単に「少々お待ちください」と言われる場合がよくありますが、「挽きたてをご用意しますので、少々お待ちください」と説明されると、待つ時間も楽しくなるでしょう。

このように普段、何気なく使用している言葉を意識して変えてみると、周囲に与える印象も変わってくるものです。相手はどのように言われたらうれしく感じるかを考えることで、言葉の使い方や選び方は自ずから変わってくるでしょう。

まずは、家庭や職場において、身近な人たちがうれしくなる言葉を使っていきたいものです。

今日の心がけ◆相手が喜ぶ言葉を使いましょう