2021/07/07 文をしたためる

七月の異称は文月です。旧暦の七月は、現代の暦では八月頃にあたります。

文月の語源には諸説あるようです。その一つに、「七夕に、願い事や短歌を短冊に書いた」ことから、文をしたためる月になったという説があります。

一口に「文」といっても、その形態や長短は様々です。七夕の短冊に願い事を書きとめたり、色紙に短歌を記したりする場合は短文ですが、日記や手紙は長くなる場合もあるでしょう。

手紙は、お祝いのメッセージや依頼事、近況報告など、どんな目的であれ、自分の思いを相手に伝えるための有効なツールとして昨今見直されています。

また、現代では、パソコンやスマートフォンのメール、SNSなどで手軽に自分の思いを表現したり、発信したりすることができます。文章に表わすことは以前にも増して身近になったといえます。

頭の中に漠然と描く思いや考えを整理し、明確に表わすために、書くことを習慣化していきたいものです。

今日の心がけ◆思いや考えを整理して記しましょう