梅雨の時期、私たちが目にする代表的な風物詩として、色合い鮮やかなアジサイやその葉の上のカタツムリを挙げる人が多いのではないでしょうか。
カタツムリがゆっくり動く様は「蝸牛の歩み」ともいわれます。これは、「のんびり、気長に前進する」という意味のほかに、着実・堅実に物事を進めていくたとえとして使用されます。
今春から勤め始めた新社会人も、この頃には職場の雰囲気に慣れてきて、与えられた業務を通してスキルを必死に身につけていることでしょう。
このような新入社員が成長する時期には、先輩社員のより適切なリードやサポートが求められます。
なぜなら新入社員は、〈早く会社に貢献したい〉と自らを追い込み、過度な業務量をこなしていることもあり得るからです。
結果や成果を求めるのではなく、新入社員がカタツムリのごとく、地に足をつけて、スキルを磨けるような職場環境や雰囲気を醸し出していきたいものです。
今日の心がけ◆後輩のサポートをしましょう