2021/06/05 地球は借りもの

一九七二年六月五日からスウェーデンの首都ストックホルムで開催された、「国連人間環境会議」を記念し、国連は本日を「世界環境デー」と定めました。

日本では、一九九一年より六月を「環境月間」とし、環境保全を目的に様々な行事が開催されています。

パイロット体験を基に書いた『人間の土地』『星の王子さま』で知られ、宮崎駿氏に影響を与えたフランスの小説家サンーテグジュペリは「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子供たちから借りたものだ」と述べています。

これは、美しい地球を未来の子供たちに残すことを逆説的に「未来の子供たちから借りているのだ」と表現したのです。

地球は様々な環境問題に直面しています。ごみを減らす、資源を大切にする、食品ロスを少なくするなど、環境保全への積極的な取り組みが求められます。

借りているものを粗末に扱わないことは、人類共通の記載でしょう。その思いを行動に移し、私たちを育んでくれる地球に感謝したいものです。

今日の心がけ◆地球の資源に畏敬の念を持ちましょう