2021/05/30 豊かさの先に

愛知県豊橋市では、緑豊かな地球を次世代に残すべく、市民・事業者・行政が一体となって清掃活動に取り組む、530運動が行なわれています。

高度経済成長期に、生活が豊かになり、レジャーに出かける人が増え、豊橋市の丘陵地帯にも、多くの人々が訪れるようになりました。

しかし、観光客が帰った後には大量のゴミが残され、それを目の当たりにした当時の豊橋山岳会・会長の夏目久雄氏は、530運動の推進を訴えたのでした。

昭和五十年から始まったこの運動は、現在では五月三十日の「ゴミゼロの日」と、十一月十一日の「市民の日」に全市一斉に行なわれ、年間十万人を超える市民が参加する一大イベントとなりました。

日常生活において、私たち一人ひとりの行動によって、地域の環境を美しく保つことができます。

ポイ捨てをしない、ゴミは持ち帰る、清掃活動に参加するなど、一人ひとりが環境美化の意識を持ち、きれいな街、豊かな自然を残していきたいものです。

 

今日の心がけ◆地域の環境を美しく保ちましょう