2021/05/27 放課後の道草

A氏は、自己の健康管理の一環として、毎日ウォーキングに励んでいます。

十年前に大病をしたことがきっかけで、通勤時間や昼休みを利用して、一日一万歩を目標に取り組んできました。

ある休日、先祖の墓参へ行きました。いつもは車で向かうのですが、晴天に恵まれたため、約一時間かけて歩くことにしました。

清々しい気分で歩いていると、少年時代には、学校からの帰りに道草をして、いろいろな発見をしたことを思い出しました。社会人になってからは、道草をする機会もないほど、気持ちに余裕がなくなっていることを感じました。

それからは、日課であるウォーキングにも、できるだけ時間に余裕を持たせ、体だけではなく、心の健康にも留意しょうと決意したのです。

目まぐるしく変化する現代社会では、時間に追われる生活が続くこともあるでしょう。そのような時こそ一度立ち止まって、気持ちに余裕を持つように努めたいものです。


今日の心がけ◆忙しい時ほど一呼吸置きましょう