2021/05/13 漢字と向き合う

漢字は、紀元三世紀頃に中国より日本に伝わったという説があります。

現在、私たち日本人は、日常的に漢字を使っています。しかし、〈以前より漢字が書けなくなった〉と感じる人は、多いのではないでしょうか。

パソコンやスマートフォンの普及により、漢字は自分の手で書くよりも、機械で入力することのほうが、圧倒的に多くなったからでしょう。

人間の記憶は、使用頻度の低いものから忘れていくそうです。以前は書けていた漢字でも、使わなければ忘れてしまいます。

〈機械が変換してくれるから〉と思って書かなくなってしまうと、そのうち簡単な漢字さえも書けなくなってしまう恐れがあります。

時には、自分の手で一画一画書いてみるのかよいでしょう。書き方がわからなければ、書籍やパソコンで書き順を調べることもできます。

すべての文書を手書きにこだわる必要はありませんが、時代の便利さを利用しつつ、脳を使い、手で書くことも大切なのです。


今日の心がけ◆手書きで漢字を書いてみましょう