2021/04/13 結構です

同じ言い回しでも、受けとめ方は人それぞれに異なります。

仕事をする上でも、指示を出す側と受ける惻とで認識が異なると、時には思わぬトラブルに発展することがあるでしょう。

日本語にはあいまいな言い回しがたくさんあり、中にはまったく反対の意味を持つ言葉もあります。例えば、「結構です」という言葉です。「それで良い」という肯定的な意味も、「不要です」という否定的な意味もあります。

こうした食い違いを防ぐためには、確認することが大切です。自分が指示を受けた際には「承知しました。こういうことでよろしいでしょうか」と復唱し、自分がどのように解釈したのかを伝えましょう。

伝達する時には、あいまいな言葉を使うのは避け、一方的に話すのではなく、相手の表情や返事の声の強弱など、反応を確認しながら伝えましょう。

報告・連絡・相談の正確な伝達は、組織が連携するために重要な要素です。立場にかかわらず、ていねいな応対を心がけたいものです。


今日の心がけ◆的確な表現を使いましょう