2021/03/06 一着のジャンパー

一着のジャンパー

東日本大震災から、間もなく十年になります。
311大地震已經快要迎來10周年了
Aさんは震災後、長い間、避難所生活を続けていました。その時に助けられたのが、一着のジャンパーでした。それは、全国各地から届けられた救援物資の中から、いただいたものです。
A桑在災後長時間待在避難所生活,那時幫助最大的是一件夾克,那是全國各地送過來的賑災物資中的一項物資
三陸の海岸は風が強く吹き、体感温度が一気に下がります。そのような中、ジャンパーが寒さからAさんを守ってくれたのです。
三陸的海岸吹著強風,體感溫度下降得很快,也還好有那件夾克讓A桑保暖
いつの頃からか、Aさんはこのジャンパーに対して、毎朝「ありがとうございます」と声をかけるようになっていました。
不曉得從何時開始,A桑每天早上都會對那件夾克說聲「謝謝」
挨拶を続けているうちに、顔のわからない送り主とつながっているような感覚を覚えました。そして、「一人じゃない」と心に灯がともったような気持ちになり、元気と勇気が湧き上がってきたのです。
而每天這樣持續的動作,似乎讓他與素不相識的那位夾克捐贈者有了連結,心中也逐漸覺得自己不是一個人而已,每天也更有精氣活力了
孤独や孤立は、心の元気を奪いますが、良きつながりは心を温めて、そして強くしてくれます。改めて、人との絆を大切にしたいものです。
孤獨或孤立會奪走心中的活力,好的人際關係會溫暖、強化人心,再次珍惜與人之間的羈絆吧

今日の心がけ◆人とのつながりを大切にしましょう
珍惜與人之間的羈絆吧