2021/01/07 四季の味覚

四季の食材からは、季節の移ろいや、その時々にしかない味覚を感じることができます。

冬の味覚といえば、カニやみかん、牡蠣などがあるでしょう。お正月は、おせち料理やお餅などを食べたのではないでしょうか。

また、秋に収穫した渋柿が熟して渋みのなくなった柿や、白子がよく育ったフグなど、この時期になったほうが美味しくなる食材もあります。

日本人は昔から四季折々の食材を調理し、器に美しく盛って、その季節に親しみ、順応してきました。

本日、一月七日には、七草がゆを食べる習慣があります。七草がゆを食べると、その年一年、病気にならないとの謂れがあります。

この背景には、お正月のご馳走で疲れた胃腸を休ませることや、青菜が不足する冬の栄養補給を考慮してのこと、などがあるようです。

時にはそういうことを意識して、日々の食事を感謝していただきたいものです。


今日の心がけ◆四季折々の日本の食文化に触れましょう