日本には、新年に年賀状で挨拶をするという文化があります。
昨今では、「年賀状離れ」という言葉も聞かれるようになりました。しかし、国民一人当たりにすると、数十通の年賀状をやり取りしたことになるようです。
パソコンで年賀状を作成する際も、宛名やデザイン、手書きでメッセージを添えるなど、電子メールやSNSに比べると手間と時間がかかることも事実です。
それでも、未だに、手間と思いが込められた年賀状の文化がなくならないのは、デジタルとは一味違った温もりを感じられるからかもしれません。
それは、遠く離れている相手との一年に一度の年賀状のやり取りで、互いの関係を途絶えさせることなく、つなぎとめるという大きな役割があるからでしょう。思いの込められた年賀状は、受け取った人の心に響くものとなるのです。
日頃、電子メールやSNSでメッセージを送る時も、相手のことを思い、受け取った人が喜ぶような工夫をしてみてはいかがでしょう。
そうした思いや工夫は、きっと相手との距離を縮めてくれることでしょう。
今日の心がけ◆相手が喜ぶメッセージを届けましょう