2019/04/22 物にも心あり

事の済んだ後の処置を「後始末」といいます。近年、書籍やテレビ番組などのテーマとして扱われることが多くなりました。

事後的處理我們稱之為「善後」,最近這幾年常常看到書籍或是電視節目在介紹相關的議題

裏を返せば、多くの人が苦手意識を持っていて、なかなか後始末ができていないからこそ、注目されているのではないでしょうか。

一方面,我認為這也是因為許多人不擅長並且無法擺脫它。

「定位置を決め、使用後はすぐ元に戻す」などのノウハウもさることながら、「物への感謝」は、後始末への苦手意識を克服する有効な方法といえます。

「決定好物品的位置,使用後馬上歸位」對於「物品的感謝」這樣的方法也是可以有效克服善後障礙

物がなければ私たちの生活が成り立だないことは明白です。そこに思い至れば〈この道具があったからこそ、この仕事ができた〉と感謝の心が湧いてきます。粗末な扱い方もできなくなるでしょう。

明白我們的生活是離不開這些東西,想到這心裡不禁湧現「因為有這個東西,所以才能完成這份工作」這樣的感謝,有這樣的想法也就不會亂丟東西了

加えて、私たちが寝床で疲れを癒やすように、後始末をして、物を元の位置に戻して休んでもらうのは、感謝を形に表わす行為といえるでしょう。

就像床可以治癒我們的疲憊一樣,物歸原位也可以讓東西休息,這也是一種對東西表示感謝的表現方式

人と接するがごとく、物に感謝を深め、労りの心を持つことから、「後始末名人」を目指してみてはいかがでしょうか。

就像人與人之間的接觸一樣,抱持著對東西的感謝,目標成為「善後達人」吧


今日の心がけ◆感謝の心で後始末をしましよう

抱持著感謝的心善後吧