2019/12/20 寒暖の差にご用心

冷たい風が身に染みるこの頃です。暖かい屋内に入ると、思わずホッと息をつくほど、心も体も休まります。

一方で、あまりにも急激な温度差は、体に大きな負担となります。時には命を落とす事態にもなりかねません。

ビートショックと呼ばれるこの現象は、比較的高齢者に多く見られます。しかし、若年層でも体調を悪くすることがあり、油断は禁物です。

風呂の浴槽に入る前に体を慣らしたり、部屋と廊下の温度差をなくしたりする工夫はもちろん、時には自分の心や行動を見直すことも必要かもしれません。

寒さを極端に嫌がって排除するのではなく、暖房は控えめにして厚着をする、寒い時期ならではの食べ物を楽しむなど、季節に応じた工夫が大切です。そうすることで、心と体の調和が取れ、自然と免疫力も高まってくるでしょう。

天候や気候は、嫌ったところで変えることはできません。四季の移ろいを受け入れ、冬ならではの魅力を見つけたいものです。

今日の心がけ◆寒暖差の対応を工夫しましょう