2019/12/13 観察力

古来、天気予報のない時代に、人々は空模様や生物の行動から天気を予想していました。それを観天望気といいます。

いわゆる先人の知恵というものです。たとえば、「朝焼けの日は雨になる」「朝、クモの巣に露がついていると晴れる」などです。

朝焼けは、空気中の湿度が上がり、増えた水蒸気で光が散乱することで、空が赤色から紫色に染まるといわれています。高気圧の時の早朝は、気温が下がり露ができやすく、クモの巣にも露がつきます。

地方によってもいろいろな言い伝えがありますが、昔の人は生きていくために鋭い観察力で培った知恵を生活に活かしていたのです。

情報に頼り過ぎず、目の前の出来事を観察し、生活に活かそうという意識を高めてみてはいかがでしょうか。

自然現象から何かを学ぼうとする心は、仕事の中でも様々な気づきとして活きるはずです。

今日の心がけ◆自然をよく観察しましょう