2019/11/30 気持ちにゆとりを持って

Bさんは、通勤時に電車を利用しています。最近は都市部から離れた沿線の乗客が増え車内が混雑するようになりました。

停車駅すべてといっても過言ではないくらい、「車両の中ほどにお進みください」「扉が閉まります。お荷物・お体を強くお引きください」とのアナウンスが、繰り返し流されるようになりました。

〈そんなに何回もアナウンスしなくても・・・〉と思ったBさんでしたが、車内をよく見ると、車両の中ほどは空いていますが、出入り囗付近には人が多くいます。そのためドアに荷物や体が挟まれて、電車の出発が遅れているのです。

Bさんは、他人事のようにアナウンスを聞いていました。しかし、自分が立つている場所を顧みて、苦笑いをしてしまいました。すぐに降りられるようにと、出入り囗に近い場所だったのです。

日常の生活でも、仕事においても、急いでいる時には周囲をよく見ないものです。状況を見極めた行動を取ることは大切だと、改めて思ったBさんでした。

今日の心がけ◆自分本位を改めましょう