以前、3Kという言葉がよく使われました。これは厳しい労働環境を表現したもので、「きつい、汚い、危険」というものです。
さらに、時代や業種によって様々な3Kも生まれました。それらはどれもネガティブなイメージが全面に出ています。一方で、ポジティブな3K運動で校風を刷新した工業高校があります。
当時の校長は物を新しく創り出す工業高校の特徴を活かし、生徒たちに、「気づいたら、それは良い気づきなのか、単なる思いつきなのか考えて、良い気づきと感じたら即行動に移そう」と呼びかけました。
これが「気づき、考え、行動する」という独自の3K運動です。このことによって生徒たちは創造性あふれる人材として成長し、社会に羽ばたいていきました。このように、三つの言葉は強く印象に残り、意識の統一に役立つようです。
それぞれの職場でも、ポジティブなイメージが持てる、三つの言葉を考えてみてはいかがでしょうか。
今日の心がけ◆ポジティブな言葉を使いましょう