2019/09/14 同じ釜の飯

一緒に生活を共にして、苦労や喜びを分かち合った、親しい仲間であるという意味として「同じ釜の飯を食う」という言葉があります。皆さんは、夫婦や家族で、食事をしながら、話題を共有して信頼感を築けているでしょうか。

近年では家族であっても、様々な家庭の事情により共に食事をする機会が減る傾向にあるようです。そして、一人で食事をする「孤食」や、同じ食卓に集まっていても、家族がそれぞれ別々のものを食べる「個食」が増えつつあります。

「同じ時間に、同じ場所で、同じものを食べる」。そのようにして団欒の場が繰り返されることで、家族の絆は育まれていくといえるでしょう。

農林水産省の調査では、誰かと食事を共にする頻度が高い人は、野菜や果物の摂取量が多いなど、食生活が良好な傾向であることが述べられています。さらに、心身の健康にも良い影響を与えることが報告されています。

家族皆が揃って食事をし、家族問のコミュニケーションの場を増やすことで、和やかな家庭を築いていきたいものです。


今日の心がけ◆家族で食事をする機会をつくりましょう