2019/08/24 自分を振り返る

Kさんは、今年、三年ぶりに帰省しました。

両親と先祖が眠るお墓にお参りするのと、いつも墓所を美しく清掃してくれている兄弟や親類に感謝の言葉を伝えるのが目的でした。

お参りを終えてから、墓誌に刻まれた祖父母や両親の名前などをゆっくり眺めていると、これまでのお墓参りの時とは違う感覚を覚えました。

それは、何代も続く祖先からの命の流れの中の一つが、自分の今の命であるという感謝の念でした。

故郷を後にしながらKさんが考えたことは、〈これまで以上に健康に留意して、しっかり働いていこう〉ということでした。それが、自分の中に流れている祖先の命を最も大切にして輝かすことだと思ったからです。

今回のお墓参りは、Kさんにとって自分自身のあり方を省みる良い機会となりました。以来、〈たった一度の人生を確かな足取りで歩んでいこう〉という気持ちが強くなってきたように感じています。


今日の心がけ◆授かった命に感謝して働きましょう