2019/08/15 人間力を高める場

二〇二四年から新一万円札の肖像となる渋沢栄一は、日本資本主義の父といわれ、経済や経営に関する数々の名言を残しました。

その中で、「とにかく優秀の人材は、その家庭において賢明なる母親に撫育された例は非常に多い」と、母親の役割や家庭教育の重要性に触れています。

「企業は人なり」といわれるように、働く人の人間性は事業の盛衰に大きくかかわってきます。人間性は家庭のあり方にも影響があるものです。

家庭に問題があっては職場で力が発揮できません。家庭は、家族が日常生活を通して人間性を培う場でもあります。その顕著な例が親子です。親が手本を示すことは、子供の実行力を養います。

親、先祖とのつながりを深めることは、感謝の心を育みます。家庭での決め事を守る時、約束は守るものだと学びます。

家族のゆるぎない絆は人生の基盤です。その力を業務で存分に発揮していきましょう。


今日の心がけ◆家庭のあり方を考えましょう