2019/07/03 星祭りの夜に

星祭りの夜に

七月七日は七夕です。近年はスーパーマーケットの入り口付近などに、色とりどりの短冊とペンが置かれ、来店者が自由に願い事を書いて、笹竹に飾って楽しむという風景が、あちらこちらで見られるようになりました。

7月7日是七夕。近年來,超市門口附近都擺放了彩條和筆,遊客可以隨意寫下自己的心願,並用竹片裝飾

S氏は長年そうした趣向には無関心でしたが、昨年の七月、近所のスーパーで何気なく笹飾りを眺めていると、拙い(つたない)文字で書かれた短冊に目が留まりました。

S桑多年來一直對這種東西沒什麼興趣,但去年7月,當他在附近的一家超市隨便看著竹製裝飾品時,他注意到了一張粗體字的紙條

「おとうとのびょうきがはやくなおりますように」「おじいちゃんがながいきしますように」。さらにもう一枚、折り重なった短冊の下には、「おかあさん、おそらでみててね」と書いてあるのが見えました。

「希望弟弟的病快點好」「希望爺爺長命百歲」其中有張藏在摺起來的短冊下,寫著「媽媽,你要在天上好好地看著唷」

それ以来、S氏は七夕の季節になって短冊コーナーを見つけると、家族の幸せを願う言葉や、亡き両親への感謝の言葉を綴って吊るすようになりました。

在那之後每到七夕時節,S桑只要發現有吊掛短冊的區域,就會上前吊上對家人的祝福、或是對已故的雙親表達感謝之情

七夕は別名、星祭りともいわれます。亡き人は星になって見守ってくれるという言い伝えもあります。七夕には夜空を見上げて、離れて暮らす家族や近しい故人を偲ひっつ、その思いを短冊に記してみてはいかがでしょうか。

七夕在日本也有星祭り的別稱,傳說逝者會變成星星守護著我們,在七夕的時候抬頭看看星空吧,思念一下親人,並將思念寫入短冊之中吧


今日の心がけ◆身近な人たちや故人に想いを馳せましよう

思念一下周遭的親朋好友或故人吧