2019/05/19 小学生の短歌


本誌を発行している倫理研究所では、小学生を対象とした「しきなみ子供短歌コンクール」を毎年開催しています。全国各地の千校に及ぶ小学校から七万名近い応募があります。過去の受賞作品を紹介します。

發行本月刊的倫理研究所,每年都會以小學生為對象,舉辦「小孩短歌大賽」,募集了全國各地近千校及近7萬名小學生的作品,接下來是一些以外的得獎作品

「お母さん かがみをみてよ こわいかお 兄弟げんかすぐやめるから」。親の立場からすると、心当たりのあるシーンではないでしょうか。

從父母親的立場來看是不是很有臨場感呢

「七年も土 にもぐって ねむってた 今年のセミは どうきゅうせいだ」。セミも同級生や友だちと捉える豊かな感性があります。

表現出與同學及朋友一同捉蟬的豐富情感

「ぼくたちの 思い出つまった 旧校舎 大雨にぬれ 泣いてるようだ」。大人から見れば経年劣化した建物も、小学生が見れば、このように見えるのでしょう。

大人眼中長年劣化的建築物,在小學生眼中卻是另一種樣貌

「どちらさま ぼくにたずねる おばあちゃん こんどはぼくが ささえてあげる」。この歌は、してもらう側から、お返しする側への成長が垣間見えます。

這首歌可以看見從接受的一方成長到給予的一方

時には、意識して子供たちの言葉や行動に、目と耳を傾けてはいかがでしょう。最近忘れていた何かに気づかされ、学ぶことがあるはずです。

有時我們也要看一看或聽一聽小孩們說的話或做的事情,也許我們也可以從中學到那些我們長大後所遺忘的事情


今日の心がけ◆子供の感性に学びましょう

學習小孩們的感性吧