「平成の三四郎」と呼ばれた、柔道家の古賀稔彦氏。金メダル確実と言われた一九八八年ソウルオリンピックでは、三回戦敗退という結果に終わりました。
被稱為平成三四郎的柔道家古賀稔彦，在1988年的漢城奧運中的第三戰落敗了
大会前は、金メダルを期待され、日本中が注目し、多くの取材を受けました。出国時の空港では、たくさんの日本人が声援を送りました。しかし、帰国後は、掌(たなごころ)を返したような周囲の反応に、氏は人間不信に陥りました。
比賽前他備受矚目，是金牌的熱門人選，在日本也接受了許多的採訪，出國時的機場更是來了許多粉絲送上了祝福，但歸國後周遭的反應迅速的轉變，導致他開始不信任他人
そのような中、氏はテレビ番組で、自身が敗北したシーンの放映を見ました。次の瞬間、観客席にいた両親が後ろを振り返り、氏を応援してくれた観客へ、何度も頭を下げ、詫びている映像が映し出されたのです。
在這種狀態下他看到了電視節目正在撥放著他輸掉的那場比賽，接下來鏡頭轉到身在觀眾席的雙親身上，他們向後轉對著前來為他加油的觀眾們，無數次的低下了頭道著歉
それまで自分一人の力で強くなったと思ってきた氏は、両親や多くの人に支えられ強くなれたこと、一人で戦っているのではなかったことに気づいたのです。
一直以來都認為自己是靠著自己的力量變強的，而雙親及許多人還支持著他，也讓他察覺到自己不是一個人在戰鬥著
皆の力に支えられ、氏は様々な困難を乗り越えて、四年後のバルセロナオリンピックで見事、金メダルを獲得しました。その力を氏は「感謝力」と表現します。
因為有著大家的支持，他越過了重重的困難，在四年後的巴塞隆納奧運中奪下金牌。
私たちも周囲への感謝の思いを忘れず、最大限の力を発揮していきましょう。
不要忘記感謝我們周遭的一切，去發揮最大的力量吧
今日の心がけ◆「ありがとう」の気持ちを深めましょう
加深感謝的心吧